私は現在、創業融資や事業計画書の作成支援を行う「Rinelle Partners」を運営しています。
この仕事は、前職でも長く携わってきた大好きな仕事です。
ただ、独立した理由は「いつか起業したかったから」だけではありません。
実は、子どもの不登校とうつが大きなきっかけでした。
中学校3年間の不登校
私には現在高校の子どもがいます。
中学校の3年間は不登校でした。
それでも本人には「行きたい高校」がありました。
塾に通い、一生懸命勉強し、無事に第一志望の高校へ合格することができました。
親としても本当に嬉しかったです。
「ここから新しいスタートが切れるかもしれない」
そう思っていました。
高校に入ってから再び学校へ行けなくなった
ところが、高校1年生の2学期頃から徐々に学校へ行けなくなりました。
最初は少しずつ。
そのうち欠席が増え、出席日数も厳しい状況になりました。
高校1年生の3学期は本人も頑張り、なんとか進級することができました。
しかし高校2年生になると、完全に学校へ行けなくなってしまいました。
そして、うつに・・・
子どもの将来がとにかく不安だった
一番大きかったのは、子どもの将来への不安でした。
親である私は、ずっと子どものそばにいられるわけではありません。
だからこそ、
「この先どうなるんだろう」
という不安が常にありました。
本人は
「学校へ行きたい」
と言うのです。
でも毎朝体調が悪くなる。
行きたいのに行けない。
その姿を見ているのは本当に苦しかったです。
私自身も焦ってしまい、
「頑張って行ってみたら?」
「少しだけでも行けない?」
と、ほかにもきつい言葉をかけてしまったこともありました。
そして後から後悔する。
そんなことの繰り返しでした。
まずは子どもを理解しようと思った
これまで病院では起立性調節障害と言われていました。
もちろんそれも事実だったと思います。
ただ、私はずっと
「何か別の原因があるのではないか」
と感じていました。
発達特性があるのではないか。
学校生活の中で強いストレスを抱えているのではないか。
そんなことを考えていました。
そんな時、ある方から
「適応障害の可能性もあるのでは?」
と言われました。
その言葉を聞いて、
「確かにそうかもしれない」
と思ったのです。
学校へ行かせることだけを考えるのではなく、
まずは子どもの状態を正しく理解しよう。
検査を受けて、状況を把握して、その上で前に進もう。
そう考えるようになりました。
働き方を変えようと思った
病院へ行くこと。
子どもと話をすること。
必要な時にそばにいること。
そのためには今までの働き方を見直す必要がありました。
もちろん独立には大きな不安がありました。
今も正直、不安はあります。
収入のこと。
仕事のこと。
子どもの将来のこと。
考え始めたら不安は尽きません。
それでも私は、子どもと向き合う時間を作ることを優先したいと思いました。
感謝しかなかった前職
私は融資支援の仕事が大好きです。
前職にも本当に感謝しています。
これまで何度も助けてもらいました。
困った時に支えてくれた人がたくさんいました。
退職を申し出た時も、
いなくなったら困る、業務委託でも残れないか
と声をかけていただきました。
最後の最後まで温かく送り出していただき、本当に感謝しかありません。
だから私の独立は、
会社が嫌だったからでも、
今の仕事が嫌だったからでもありません。
子どもと向き合うために選んだ、新しい働き方でした。
一人ではなかった
独立してみて改めて感じることがあります。
それは、人とのご縁のありがたさです。
正直、独立したばかりの今も不安はあります。
ですが、多くの方が声をかけてくださり、応援してくださっています。
仕事を紹介してくださる方。
相談に乗ってくださる方。
応援の言葉をかけてくださる方。
本当にたくさんの方に支えられています。
一人で始めたつもりでしたが、一人ではありませんでした。
これまで出会った方々とのご縁に感謝しながら、これからも一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。
最後に
もし今、
子どものことで悩んでいる方や、
働き方について悩んでいる方がいたら、
「正解を探し続けなくてもいい」
とお伝えしたいです。
私自身、今も答えを探している途中です。
それでも、その時の自分なりに考え、悩み、選んだ道を少しずつ進んでいます。
この経験が、どこかで誰かの力になれば嬉しいです。


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